今日は、第一回テンプレートソムリエ・コンテストの投票締切日です。
5.総合的にみて、あなたがつかってみたいテンプレートをひとつ選んでください
最初に設問を読んだときから、ずいぶんと悩んだのですが分からない・特になし
に投票しました。自分で使うとしたら選択基準はかなり違ったものになっていたはず(いちおう自分は初心者ではないと思い上がってます)なので、これは仕方ない結果かと。この辺について考えたことなどを。
まずはテンプレート数1000突破の記事について。もはやここまで来ると一種のギャラリーとして見るものなのではないだろうか。6月のコンテストに出品しようとして挫折したヘタレとしては「何故みんな簡単に作れるのだろう?」と不思議な気持ちになる。以前、共有テンプレは作者が見えにくいと書いたことがある。同じような感覚に、共有(含む公式)テンプレは対象ユーザが見えにくいというのもある。具体的なターゲット像なしでテンプレを作るということは、採寸しないでドレスを作ることに等しい。そこからは纏う人の顔や体型が見えない。
カテゴリひとつ取ってみても、50音別作者名のように細分化されたブログもあるし、未分類ひとつだけで展開しているブログもある。サイトのコンセプトが即時性重視なのか、蓄積性重視なのかでトップページやパーマリンクページの重要度・見せ方も変わってくる。それらどちらも受け入れられるテンプレは(今の僕の中には)無い。そしてブログで最も大切な要素である記事、その文体はどんな感じなのか?一編の分量は?画像をアップする?ならそのサイズは?etc.etc.これらが不明な状況で、エントリ周辺やナビゲーションをデザインをすることは、想像力貧困な僕には至難の業だ(逆に想像力が豊かすぎても多分ムリだろう)
ま、これが屁理屈なのは良くわかっている。こんなことを言いはじめたらテンプレートの概念が崩壊する。作り手は万人に合わせる必要はないです(ある程度ユーザ層を意識して、それをアナウンスするのは優しさだと思うが、その場がないのが問題だ)。また、使い手は一覧を眺めて「ピン」と来たテンプレを選べば良い。ただ、そういう風に簡単に選ばれたテンプレは、簡単に捨てられる気もする。これがお互いに幸せな状況とは思えない。
柔軟性があって大抵のものなら何を入れてもイケるってテンプレもあるのかもしれない。しかし、それなら1000も作られる前に誰かが気付くはずで、”共有=誰もが使える”テンプレのイメージは、シンプルな構成でカスタマイズしやすい(自分で簡単に編集できたり、プラグインなCSSやスクリプトが用意されている)ベース的なものだと思う。その場合、汎用という個性(矛盾してるが)以外は消し去ってあるのが望ましい。行き着くところは真っ白なHTMLとCSSになってしまう(殴。と、いうのは冗談としても、派生テンプレをベーステンプレと同列で共有してしまったのがエントロピー増大の原因なのだろうね。
そこへFC2tyle-Fc2ブログstyle -のbonk.さんが提案された共同制作企画について-まとめ。FC2ブロガーから様々な得意分野を持つ人を集って、ひとつのテンプレ製作をしようという試みです。”共同”という部分も新しいけど、注目すべきはターゲットブログを決めてからの製作になる点、この逆転の発想が興味深いです。(但し「これからブログを始めたい。でも何書くか決まってなーい」って人がターゲットだと、ちと意味合いが違ってくる。)
これが現在進行形のブログをピックアップしてリニューアルしようみたいな話(かなり拡大解釈してますが)だとして考えてみる。ある程度ブログを使ってきて自分流の記事の書き方が確立している使い手なら、現状の長所短所をとらえているので出来上がりのビジョンを伝えることができる。それに対して、作り手は具体的なアイディアを出しやすい。どこを考え、どこは考えなくてよいかポイントを絞れる、つまり寄り道回り道が少ない。
例えば( ゚Д゚)<三行ブログという僕のツボなサイトがあります。これだけコンセプトや更新のスタイルが確立していると「思い切ったデザインにできるなぁ」といつも妄想しながら観ています(今のデザインが悪いという意味ではない)。余談だけど、このサイトでは特に説明がないのにコメント付けも三行で行われることが多い。この、あうんの呼吸というか洒落っ気はとてもステキだ。
また別の例では、ビスコさんや灰天さんは執筆スタイルに合わせて、自らテンプレを作っている。これがとても自然な感じで、サイトにマッチしている。これらは誰にでも使えるテンプレではなく、コンテンツの見映えという質実のバランスの上に成り立っているのだと思う。
このようにテンプレはその対象なしでは魅力半減(3割くらい)というのが僕の考えです。まず、コンテンツ有りき。では、これからブログを始める人はどうしたらいいか?それは、20でも30でも記事なり日記を書いてみることです。そうすることで自分のサイトのカラーや骨組みができてくる。体があれば、どんな服が似合うか、どう仕立てればよいかも見えてくる。
最初に戻り、今回ソムコンに作品を推薦できたのは、初心者に安心して勧められるテンプレは?
と使用者層をある程度絞り込んであったからで、これが「誰にでも勧められるテンプレは?」だったら僕には到底選ぶことはできなかったでしょう。ネガティブな感想になっちゃいましたが、いろいろ考えさせられて勉強になりました。第二回も楽しみにしてます。
>現在進行形のブログをピックアップしてリニューアルしようみたいな話(かなり拡大解釈してますが)
どちらかというと、sugさんの仰るようにある程度記事があり、リニューアル目的っていう方をターゲットにしようと思っていました。方向性があればまさしく「どう仕立てれば」も考え易いですよね。でも今回は誰にでも夢を持てる「クリスマスプレゼント」。対象なしでは魅力半減、という考えは私も同じですが…悩みどころです。-26日21時
>方向性があればまさしく「どう仕立てれば」も考え易いですよね。でも今回は誰にでも夢を持てる「クリスマスプレゼント」。
企画はいろいろな方向で良いのではないでしょうか。とりあえず、やってみるってところが大事だと思います。次に繋がりますし。
>対象なしでは魅力半減
創作人というのは、今まで無かったものを作りたい、他人と違うことをしたい、突拍子もないことをやりたいって気持ちが少なからずあると思うのです(ま、自分のことですがw)ただ、特殊なものは均分には受け入れられない。
そして、所有欲には、他人と違うものが欲しいという部分がある。
そんな、使う側と作る側とで、すりあわせができればお互いが納得(に近い位置)のものが作れるんじゃないかな、と思いました。狭き共有とでもいいましょうか。-27日20時