自分も1ヶ登録しているので考えてみた。
WWWとは、その成り立ちと歴史を考えればボランタリー精神を根底に持つものだと自分は認識している。最近読んだ雑誌では、WEBマスター=サイト管理人はホスピタリー精神(おもてなしの心)を持つべきともあった。この2つは同じ意味であろう。共有テンプレート制度が葬られようとしている
状況への打開策は、ここにあると思う。
まず、共有テンプレートにテンプレを登録する作者は、何を思ってそうするのだろうか。自作、あるいは改造したテンプレが使いやすかったので他のFC2ユーザにもぜひ使って欲しい、とか、フォトログや長文向きに特化したテンプレを作り、そういうコンテンツを持っている人に使ってもらいたくて登録する、などなどの理由があると思う。中には「せっかくFC2でブログやってるんだし、記念にひとつ(sug談)」みたいな人もいるだろうし、アクセスアップ・売名戦略のケースもあるかもしれない。
後2つの例は脇へ置いておくとして(ヒヤカシ御免で)、基本は誰かに使ってもらいたい、FC2ブログをエンジョイしてもらいたい、ひいてはWWWを楽しく便利にしたいという目的を持って共有テンプレートシステムも発展してきたと考えているのだが、どうだろうか。
一方で、質の高い、人気テンプレーター(テンプレートの作り手)さんたちが、配布をやめるケースも出ています。また、配布停止はしないまでも、それまでブログ上でサポートをしていた作り手さんの中で、ブログの更新をやめてしまった方々もいらっしゃいます。
sugarさんのいう、上記の理由が共有テンプレートを殺す(衰退という意味でしょうが)のなら、またそういう人気テンプレーターのテンプレがボランタリー精神で作られ、配布されるものならば、フリーウエア制にすれば問題は解決できる。具体的には共有登録の作者のフィールドにフリーウエアという項目を設け作者へのリンクを無しにするだけでよい。作者ひとりでは手の回らない問い合わせや質問も、FC2サポートフォーラムなら有志の誰かが答えてくれるだろう(サポート丸投げというのは、いかがなものかという意見もあるだろうが「テンプレ作成という部分でWWWに貢献している、適材適所であとは任せた」と胸をはって答えればいい)。このフォーラムもボランタリー精神――WWWを楽しく便利にしたいという意思で動いているので目的は一致している。
では、それら共有テンプレートを使う側、サポートしてもらうユーザは、ボランタリー精神やホスピタリー精神にどのように答えるべきか。簡単にいえば「自分がWWWによって利を得たことを忘れないこと」で、いつか何かの形で、今度は自分がWWWにボランタリー精神を発揮すればいいと思う(余談だが、道徳や礼節についてはインターネットに限った話ではない。実生活と同じように自分で出来ることは自分でやる、援助してもらったら感謝するでいい)。
ある掲示板で助言をもらったので、そこで別の誰かに自分の知っていることを答える、みたいな直接的なことでもいいし、自ブログ自サイトで情報を発信するのでもいい。あなたの日記を読んでなごむ人や写真を見て癒される人は必ずいる。それらはすべて、WWWと膨大なWEBマスターへの恩返しになりうるものだ。自分は毎日(当たり前のように)Googleにお世話になっている。Googleを作った人、ヒットしたコンテンツを作った人々への感謝は、自分も何か発信すること――分母を増やすことで間接的にしか応えられない。以前にも書いたが、WWWの利益は先払いされている、十分なほどに。もしも、そう思えるなら自分のできる手段でその借金を返していけばよいのだ。共有テンプレートシステムもそのひとつの方法だと考えれば、進む方向も見えてくるのではないだろうか。
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