Harukiya Archives

2005/01/03

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毎年この時期に書いているような気がするが、正月に何が困るってメシのこと。行きつけの定食屋や蕎麦屋はのきなみ年始休みで、かといってコンビニ弁当やカップ麺はイヤというわがままで、引っ込み思案で照れ屋でまぬけな複雑な性格による。

元旦は実家でしのいだ。昨日はツレがいたのでファミレスに行った。さて、今日は1人である。単身、ファミレスに入れるほど僕の神経は太くはないのだ。サ○ゼリアだけは1人で入れる。ゆえにあれはファミレスではない。あと電車にも1人で乗れない。しかるに電車はファミレスではない。前提条件が間違っているらしい。

(うーん、こっちでは真面目に書こうと思ってるんだがなぁ、手癖かなぁ。)

結果としては、今夜は吉野家へ行った。たぶん去年も一昨年も、また来年もこんな感じだと思う。ああ、言い忘れたけど休みの日は1食主義です。

変な時間帯だったけど吉野家は混んでいた。それこそ、普段はいないファミリーが大挙して押し寄せている。君たちファミリーなんだからファミレスに行きなさい。まあ、待たされるほどではないけど。吉野家のコピペを思い出して、やっぱりあれは名文だなとか考える。

しかし、吉野屋というと、しかもこのシチュエーションだと僕にとってより印象深いのは、中島みゆきの”狼になりたい”だ。

人形みたいでもいいよな
笑えるヤツはいいよな
みんないいことしてやがんのになぁ
いいことしてやがんのにな ビールはまだかぁ
狼に なりたい 狼に なりたい ただ一度

最初にこれを聴いたのは、もう20年も前だろうか。当時バイクに乗り(ナンパはしなかったけど)夜明けまぎわの吉野屋でタムロしていた、まさに僕の歌だった。ギラギラしている割に勇気も覇気もない、それでいて世間というか社会に取り込まれていくのが嫌な若者。そして時は流れ、今では僕は”向かいの席のオヤジ”にシフトしている。ひとりぽっちで見苦しいね、の側だ。中島みゆきの描写は突き放した客観性があるが、偽善がない分優しい。

あんたも朝から 忙しいんだろう
がんばって 稼ぎなよ
昼間 俺達会ったら お互いに いらっしゃいませ なんてな

この時のオヤジの側の心情は何も歌われてはいないけど、向かいの若者と化粧の剥げかけたシティガールを「いずれお前も俺のようになるのさ」と醒めた目で眺めていたのだろうか。それとも「俺にもこんな時があった。もう一度、狼になりたい」と思ったのだろうか。自分ならどちらか。そう考えながら牛焼肉丼を食べた。


writeback

  1. - : このコメントは管理人のみ閲覧できます-30日23時
  2. マス : 確かにこれ、雰囲気違いますね(笑。中島みゆきの詞が良すぎ。

    >お休みの日は1食?
    一日なさざれば一日食らわず、です(食っとるやんけー!!)
    -31日22時
  3.  


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